みなさん、こんにちは
いかがお過ごしですか
前回は
ということで、胃がん検診としての内視鏡
における「見逃し」が起こる確率について
更には、見逃しを防ぐための対策を
ご紹介しました。
いかがでしたでしょう?
内視鏡検査というと、胃がん検診にて
異常があった場合、精密検査として
行われる検査でもあり、より詳しく調べ
られる検査という印象がありますが
皆さんは、どうでしょうか
検診における内視鏡検査では、
限られた時間と撮影回数の中で、いかに
胃の中の全ての領域を調べられるか、
写し出せるか、は技術向上をするうえで
課題とされているのが現状です。
前回、ダブルチェックの重要性について
触れましたが、そもそも胃の全ての部位が
写されていなければ、2人目の段階で
経験豊富な専門医が担当したとしても、
異常を指摘することはできません。
先ずは、精密検査として受ける内視鏡と
胃がん検診で受ける内視鏡検査とでは
検査の質が異なるということも
念頭に置く必要があります。
また、検診として内視鏡検査を受けた
とき、要精密検査となる率は10%程度に
なっているという報告もあります。
これは胃Ⅹ線検査とほぼ同じ率です。
要するに内視鏡検査をうけても、
10人に1人は精密検査として、再び
内視鏡検査に挑むことになる訳です。
そして精密検査では、異常が疑われると
粘膜の細胞を採取し、悪性か良性かを
判断することになります。
正直なところ
最初の検査の段階で、異常があれば
良性か悪性か、細胞を調べてくれる
医療機関で検査を受けたいものです。
こういったシステムは自治体や医療機関
によって異なりますので、事前に確認して
みる価値はあります。
では、今日もよい1日を、体に感謝を