みなさん、こんにちは
今日はどんな一日をお過ごしでしたか
夏の寝不足はとても辛いです。
最近はピロリ菌や胃の老化といった内容で
胃がんリスク検診に興味の無い人には
少々つまらなかったかも知れません。
そこで今日はちょっと、コーヒーブレイク
緑茶と胃がんの関係について
国立がん研究センターが実施した
40歳から69歳までの男女約9万人を一定期間
追跡した研究では、追跡期間中に892名
(男性665名、女性227名)が胃がんになっ
ています。
喫煙や食事などの生活習慣に関する
アンケート調査によると
女性の場合、緑茶を毎日5杯以上飲むと答え
た人は、1日に1杯未満の人と比べて、胃がん
になる確率が約3割も低い結果に
緑茶にはカテキンが含まれています。
カテキンにはがん細胞の増殖を抑制する
働きがあるといわれており、その効果に
よるものと推測されます。
ただ、胃がんに対する緑茶の予防効果が
確認できたのは女性だけです。
原因の一つに、中高年男性の喫煙率が
高いことがあげられます。
日本人女性では、緑茶を飲むことで
胃がんのリスクを下げる可能性が
みられますが、男性においては
喫煙や飲酒などの生活習慣が影響し、
はっきりとした予防効果はみられて
いません。
まとめると、胃がんのリスクを下げるには
ピロリ菌の検査と除菌、次に禁煙、
そして飲酒や塩分の摂り過ぎなど、
生活習慣を改善して緑茶を1日に5杯以上
飲むと、女性はもちろん、男性でも胃がんの
予防効果が出てくることでしょう。