みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで
日本人の女性を対象とした研究調査で
喫煙及び受動喫煙における乳がん発生
との関係性について関連があるのか否か
ここでも閉経前と閉経後の女性に分けた
報告をご紹介しました。
タバコと乳がんの関係については
欧米をはじめ日本国内でもいろいろと
調査が行われていますが、結果に
ばらつきがある印象です。
乳がんになった人の中から、
更に喫煙歴の有無を調べるとなると
そもそも女性の喫煙者は非常に少なく
統計としての危険度が高くなるためと
思われます。
ただ、喫煙は多くのがんの発生リスクを
高めていますので乳がんにおいても
当然無視はできません。
さて、乳がんは食の欧米化が進むのと
同じくして増えてきていますが
同じ様な事が睡眠時間と乳がんの
関係でもいえます。
近年、日本の女性は睡眠時間が
短くなってきており、
睡眠時間が6時間未満の女性は
2005年には30%程でしたが、
今では40%を超えています。
そして日本の女性は
先進国の中では最も睡眠時間が
短くなっています。
東北大学による、約2万4000人の女性を
7年間追跡し、 睡眠時間と乳がんの
発症リスクの関係を調べた研究では
睡眠時間が7時間の人を基準とすると
平均睡眠時間が6時間以下の人は、
乳がんの発症率が68%高いという
結果でした。
理由はストレスなのか、何なのか
良くわかりませんが・・
そして睡眠時間が短いことによる影響は
がんの中でも特に乳がんに対して大きく
影響しているようです。
睡眠不足は肥満や糖尿病、認知症、高血圧
等のリスクも高めていますので
7~8時間の質の良い睡眠を
心掛けたいです。
では、今日もよい1日を、体に感謝を!