みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで、大腸の役割や形態に
触れ、「大腸がん」がどういった
ところに出来るのか、について
書いてみました。
そして今回は大腸がんとは
どのようなものなのか、できるだけ
分かりやすく書いてみます。
大腸ポリープというのを聞いたことは
あるでしょうか
大腸の粘膜から内腔に向かって飛び出た
イボ状の盛り上がりがポリープです。
ポリープには良性と悪性(がん)があり
大腸がんには、良性のポリープが
がん化して発生するものと、
正常な粘膜から直接悪性で発生
するものの2通りがあります。
実にポリープの80%は、後々がん化の
可能性を持った腺腫という良性ポリープ
なのです。
故に腺腫は前がん病変と言われていて
がんの前段階を意味しています。
大腸ポリープは、自覚症状がないため
気づかない人が多いのですが、
年齢が上がるほど発生率は上がり、
40歳代では10~30%、
60歳代になると2人に1人の50%が
ポリープを持っているだろうと
と言われています。
また、女性に比べて男性に多くみら
れることも特徴です。
日本では大腸ポリープも大腸がんも
増加の一途をたどっています。
前々回、アメリカでは大腸がんの
発症率と死亡率が共に減っていること
それが大腸がん検診の影響ということ
に触れましたが、
その続きを次回書かせて頂きます。
では、今日もよい1日を、体に感謝を