みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで、アメリカでは20年以上も
まえから、がん死亡率が減り続けており
その中で主な低下をみせているのが、
大腸がん死亡率であることを書きました。
アメリカでの大腸がんは
発症率、死亡率が共に減っており、
理由は大腸がん検診の影響と
いわれています。
死亡率はともかく
検診で何故、発症率が下がるのか
そのことに触れていきたく思います。
とその前に
大腸の構造や役割、大腸がんの特徴を
を知っておいた方が良いです。
口から入った食事は
食道→胃→小腸→大腸と順番に進みます。
食道を通過し
胃で消化が行われ
小腸でも消化、そして栄養分の吸収がされ
大腸では水分を吸収し、便が作られます。
食事をしてから便が排泄されるまで
通常24~72時間かかり、
これが消化管の一連の働きです。
大腸は、管状の臓器であり
小腸の太さが五百円玉と同じぐらいなの
に対し、大腸はその2~3倍ほどの太さで
長さは約1.6m程です。さらに大腸は
盲腸(もうちょう)
結腸(けっちょう)
直腸(ちょくちょう)
の3っつの領域に分けられます。
小腸から大腸へ送られてきた内容物(便)は
最初は液状ですが結腸内を移動するにつれ
水分吸収が進み、下行結腸に入る頃には
ほぼ固形の状態になります。
S状結腸で一旦溜まり、約1日分たまると
排便される流れです。
そして大腸がんは、
水分の吸収が行われ、便が作られている
内腔の粘膜に発生します。
大腸がんの特徴については
また次回書かせて頂きます。
では、今日もよい1日を、体に感謝を