皆さんの血圧は正常?
それとも高いですか?
血圧の正常値は時代によって変わって
おり、ほぼ5年ごとに改訂されています。
現在は2014年の基準になります。
昔はもっと正常血圧の基準が甘かった
のですが、研究が進み高血圧による
合併症(脳卒中や心臓病など)の予防
を考え、だんだん厳しくなっています
日本における高血圧とは、
74歳以下の成人の場合では、
病院や健診施設などで測定した血圧が、
収縮期血圧 140mmHg以上 、または
拡張期血圧 90mmHg以上
(140/90mmHg以上)の状態をいいます。
これに該当しないのが正常血圧です。
自宅で測定する家庭血圧では、
もう少し低い
135mmHg以上、または 85mmHg以上
(135/85mmHg以上)が高血圧とされます
高血圧患者さんのなかには、
健康診断では正常血圧だったけど、
自宅で測ると高血圧という方もいます
ので、できれば自宅でも測定するように
しましょう。
私たちの血圧は、
体を動かす、寒さを感じるなど、
ちょっとしたことで上昇します。
こうした一時的な血圧上昇は、高血圧と
はいいません。
安静状態の血圧が慢性的に正常値より
高い状態をいいます。
高血圧になると血管に常に負担がかかる為、
血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなり
固くなったりして、動脈硬化を起こし易く
なります。