健康の重要性を感じるこの頃
皆さんは「がん検診」にどんなイメージを
お持ちでしょうか
残念ながら、がん検診は臓器の隅々まで
調べているわけではなく、イメージとして
見つけ難いものより、沢山の見つけ易い
がんを大勢の中から効率よく拾い上げる
方法に思えます。
そして、
がん検診の目的は、がんを早期に見つける
ことだけではありません。
がん検診の対象となる人々、すなわち
集団全体としての死亡率を低下させる
ことががん検診の目的と感じます。
もし、
見つかる”がん”が手遅れのものばかり
だったり、反対に生命を脅かす恐れの
ないものばかりであったとすれば
死亡率は下がらず、検診の効果として
あまり意味がありません。
また、死亡率が低下したとしても
がん検診により助かった人々がその後、
不自由な生活を皆が強いられたなら
検診の効果として今一つといえます。
早期発見することで死亡率は下がります。
ただいろんな理由はありますが、がん検診
の検査精度は100%ではありません。
100%の検査はありませんが・・
現段階ではメリットがデメリットを上回り
全体としての死亡率を下げることに力を
入れていると言えます。