気になる症状の原因がわからないとき、
ある特定の領域に詳しい専門医よりも
様々な分野に関して幅広い知識と診断力
を持ったお医者さんにかかった方が
色々な可能性を探り、思いいもよらぬ
病気がみつかることもあります。
このようなオールマイティなお医者さんに
かかるには「総合診療科」のある
病院やクリニックがおすすめですが
未だ少ないのが現状です。
今、医療は専門化や細分化が進む中、
総合的な観点から診断をする医師の必要性
が求められています。
特に、かかりつけ医といった一番最初に
患者さんを診る場合です。
2018年4月から新たに「総合診療専門医」
という名称が誕生し、内科や外科と並ぶ
19ある基本領域の一つとして位置づけられる
ことになります。
では、前回書いた総合内科専門医と
総合診療専門医の違いはとなると、
扱う病気は似ているかもしれません。
総合診療専門医については、家庭医療が
土台にあり、地域に密着した医療と
より身近な存在として相談にのって
くれる総合的な医療と考えています。
あくまで個人的な解釈ですが・・
これからは総合診療科というものが
あることを知っておくと良いかも
しれません。