日本を始めとして先進国では
高齢化が進んでいます。
しかし、日本を除く先進国では
がんで亡くなる方が毎年減っていて
日本だけが増えているという
奇妙な事実があります。
例えばアメリカでは
1992年より、がん死亡率が減少し
2003年にはがん死亡数も減少しはじめ
右肩下がりの状態です。
この背景には
アメリカではがんを減らすために
国家プロジェクトが立ち上げられ、
国民の栄養と病気の関係を調査し、
健康のための数値目標を設定したり、
がん予防に効果的な食事の研究が進められ、
その結果、がん死亡数が減少に転じたという
事実があります。
また、
アメリカ人のがん死亡の原因として、
どの要因がどれくらいの割合を占めて
いるかについて、以前ハーバード大学の
がん予防センターが調査した報告では
喫煙、食事、運動、飲酒という
代表的な生活習慣要因が68%を占める
といいうことでした。
生活習慣、特に食事においては
がん死亡数が減少しているアメリカより
日本の食事の方が健康的で、
がんになり難いというイメージが
ありませんか
そのあたりのについては
また次回書かせて頂きます。