背骨の圧迫骨折の場合
知らぬ間に骨折し固まってしまう事も
多いのですが、痛みを伴うことも
当然のごとくあります。
最初は無痛で知らぬ間に骨折が進んで
いたとしても、進行具合では動く度に
亀裂部分がズレるようになり、
強い痛みを感じだすことに
骨折を繰り返すたびに健康状態を悪くし
骨折を起こす前の状態に戻すことは
困難といえます。
寝返りの時など痛みが走るし、
痛みから急には動けなくなり、
またいつ骨折するかもしれないという
恐怖から常に用心した動きになります。
酷い場合は圧迫骨折によって潰れた骨が
神経を圧迫することも
神経を圧迫したまま固まると、
痛みが伴うなどの症状が起こり、
歩行のみならず立ち上がることさえ
辛くなることがあります。
治療には、手術療法や
神経の圧迫が無ければ保存療法があり、
患部に負荷がかからないように
寝たきりの安静期間を経て硬いコルセット
を身に着けて、前屈みや体を捻る動きが
出来ないようにして生活します。
この場合、3ヶ月程の治療期間を要します。
高齢者の場合は圧迫骨折をきっかけに
そのまま寝たきりの生活になることも
十分考えられます。
若いころから骨粗鬆症の予防に
力を入れましょう!