みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで、国立がん研究センターが
永年行ってきた調査研究から
日本人のどのような生活習慣が病気に
繋がりやすく、罹りにくいのかといった
生活習慣に潜んでいるリスクを
これまでに得られた研究成果から
計算で危険度を算出できる
サイトを出していますので、
ご紹介しました。
さて先日、これもまた
国立がん研究センターによると
2014年に新たにがんと診断された人は
86万7408人と発表されました。
部位別では男女全体で初めて大腸がんが
トップとなっています。
実は今日、抗加齢医学会の講習会で大阪へ
行ってきまして、興味深い話がありました。
そこで大腸がんの話も出てきたのですが・・
大腸がんが増えていることは
ここでも何度も書いています。しかし
今、大腸がんの発症率は日本が世界一と
いうことでした。
また他にも
潰瘍性大腸炎やクローン病といった
大腸の病気が急激に増えているとのことで
驚きです。
先日まで大腸がんのリスクとして
食の欧米化をはじめとして
飲酒や喫煙、メタボ、中性脂肪、身体活動
といったことを取り上げてきましたが
それだけでは片付けられない
腸内環境にかかわる何かがある
との事でした。
現在そのことについて、様々な研究が
行われているということです。
もしかしたら近年、胃の中から
ピロリ菌が見つかり、胃がんの原因が
判明したのと同じような報告が大腸でも
あるかもしれません。
とはいっても、今のところは
大腸がんから体を守るには
早期発見が一番重要です。
その為には便潜血検査だけでなく
他の大腸検査のメリットやデメリット、
検査の落とし穴などを知っておいた方が
見落とされることも減ると思われます。
次回より、そのあたりに触れてみます。
では、今日もよい1日を、体に感謝を