みなさん、こんにちは
今週は本当に暑い1週間でした。
汗をかくから、熱中症対策として
といって塩分の摂り過ぎには
ご注意下さい。
運動で大量に汗をかいているなら別かも
しれませんが、日本人は塩分の摂り過ぎ
です。塩分といえば高血圧が思い浮かび
ますが、胃がんのリスクも高めています。
さて、話は変わりますが
がんは加齢と共に発症率が高くなります。
また、がんは老化現象ともいえます。
ですので、高齢化が進み、更に平均寿命も
延びている日本では、年々がんによる死亡数
が増えているのが現状です。
実は胃自体も老化します。進みに個人差が
ありますが、高齢でも若い胃の人もいれば、
20代でも胃が老化している場合もあります。
そして胃の老化は、胃の機能そのものを
衰えさせるだけで無く、胃がんになる
リスクを著しく高めます。
この胃の老化は、別の呼び方で
「胃粘膜の萎縮」と表現されています。
では胃粘膜の萎縮を引き起こす要因は
何かというと
ピロリ菌
加齢
食事
などです。
特に胃の中がピロリ菌に感染している場合は
持続的な胃炎が起こっています。そして
慢性胃炎が長い間続くと、胃の粘膜が薄く
痩せてしまう「萎縮」が進み「萎縮性胃炎」
という状態になります。
一度ピロリ菌に感染すると、加齢とピロリ菌
の影響で胃粘膜の萎縮(胃の老化)が進み、
胃がんの発生リスクがより高くなることが
わかっています。
その為、胃がん発症の危険性は
ピロリ菌を除菌した時点の萎縮の状態に
よって違ってくるのです。
萎縮の状態を知る方法についても
今後書いていこうと思います。