みんさん、こんにちは
毎日暑いですが、水分補給や睡眠は
十分とれていますでしょうか
前回までに、ピロリ菌を調べる検査は
7種類あることをお伝えしてきましたが
それぞれに一長一短はあります。
最も人気があるのが尿素呼気試験です。
理由は、検査の精度が高く90%以上の
正確性でピロリ菌の存在がわかります。
そして受ける側にとっても辛くはなく、
採取やその後の処理も難しくはない為
といえます。
ただ、精度の高い検査法とはいえ
100%ではないのです。
ピロリ菌検査は、感染がなければ陰性、
反対に感染があれば陽性という表現で
判定が下されます。
検査精度は100%ではないので、実際は
ピロリ菌に感染していても、陰性という
結果になることもある。ということです。
本当は陽性なのに陰性という結果が出て
てしまうことは起こり得ることです。
けっして
「陰性 = ピロリ菌がいない」
ではありません。
では、誤った判定への対策はないのか
というと、出来れば他のピロリ菌検査を
組み合わせて行うのが必要と考えます。
ピロリ菌検査をして、たとえ陰性であって
も一喜一憂するのではなく、本当かどうか
他の検査を受けてみるのがお勧めです。
それでもし、陽性となれば次はピロリ菌
除菌を行いましょう。