みなさん、こんにちは
いかがお過ごしですか?
さて、
がんの中でも最も死亡数の多いのが
肺がんです。
その為、がん検診には肺がんの検査が
含まれています。
しかし、それにしては効果が今一つに
思えてなりません。
受診率を見てみると、2016年度に
初めて男性の肺がん検診の受診率が
50%を超え51%となりました。
これは全てのがん検診の中で最も高い
受診率になります。
女性は41.7%と低めですが、それでも
女性が受けるがん検診の中で、受診率が
4割を超えているのは肺がん検診だけで、
一番高い受診率なのです。
男女ともに肺がん検診は、最も多くの人が
受けている検査なのですが、見方を変えると
男女合わせても半数以下の46.2%しか受け
ていない検査でもあります。
受診率が高くなれば、肺がんによる死亡数、
死亡率ともに低くなることは推測されますが
それにしても肺がん検診は、
最も多くの人が受ける検査にもかかわらず、
その発見数は前回も触れたように、がん検診
の中で3番目の数であり、成績の悪い検査と
いえます。
小さながんを見つけるのが難しい、
というのが肺がん検診の現状なのかも
早期発見が出来ていない理由としては、
一つに、肺がん検診を受けている人が半数に
満たないこと、そして検査の精度があまり良く
なく、がん発見率が低い事があげられます。
では、どうやって肺がんを効率良く見つける
か、と言うことを考えなくてはいけませんが
その前に、肺がん検診の精度はどの程度の
ものなのか、なぜ初期の段階で見つけ難い
のかを出来るだけ分かり易く、
次回書いてみたく思います。