まだまだ寒暖の差が激しいせいか、
今週も発熱や咳の症状で来院する方が
多いようです。
皆さんはお体、大丈夫でしょうか
前回、検査結果を左右する要因は
4つあると書きました。
そして、それらが見落としの原因に
なっていると言えます。
ここでいう検査とは、がん検診や他のがん
を見つける検査のことで、主に画像検査に
現状は絞られてきます。
画像検査とはX線を使った検査や超音波検査
のように画像として結果に残す検査のこと
です。ですので画像の出来具合によっては
検査精度も変わってきます。
そこで、検査の精度を左右するものとして
一つに「検査する者の技量」があげられます。
胃X線検査や大腸X線検査、超音波検査の
ようにモニタを観察しながら画像を残していく
検査では技量による影響が特に大きいです。
もしモニタ上でがんを見落としていたら、
残した画像にがんが写っていないことが多い
のですが、
診断はこの残した画像で行われるのです。
検査する者によって結果が変わるという
言い方もできます。
また検査によっては呼吸が止まっているか、
見たい場所が広い範囲で、なおかつ綺麗に
写っているかなど、診断を下す画像としての
価値が問われます。
検査に携わる技術者は責任重大なのです。