毎日暑いと、体が動かず
老化を感じてしまいます。
九州大学が長期間にわたり健康調査を
実施している久山町研究によると、
糖尿病やその予備軍である人が
アルツハイマー病を発症するリスクは、
正常な人の4.6倍にものぼります。
また、生活習慣でとくに気をつけたいのは、
喫煙と過度の飲酒です。
喫煙については過去にアルツハイマー病を
予防するとの情報がみられましたが、
その後、国内外の研究から
喫煙はアルツハイマー病だけでなく
脳血管性認知症のリスクも高める要因で
あることが判明しています。
特に喫煙と過度の飲酒習慣が重なった場合、
海外の研究では脳の認知機能低下が36%も
早まることが指摘されています。
物忘れが多いなどの症状がみられたら、
禁煙と節酒を心がけることも、
認知症の予防につながります。