みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで
乳がんになる人、及び乳がんで亡くなる人は
日本では毎年増加ししているのですが
欧米では減少に転じていること
それでも
日本で発見される乳がんは
アメリカに比べてかなり少ないこと
しかし、死亡率は高いこと
などについて書いてみました。
先進国の場合、医療レベルは高く、
日本のレベルも高い水準と言われています。
なのに何故、乳がんの死亡数、死亡率は
日本だけが増加しているのでしょう
このことから見えてくるのは
日本では早期発見の割合が低く
アメリカはかなり高いということです。
早期発見ができるかどうかによって
その後の生存率が大きく変わるわけです。
そしてアメリカをはじめ、他の先進国との
大きな違いは「検診受診率の低さ」と
言われています。
日本は欧米諸国と比べて「検診受診率」は
最低水準であることが判明しています。
日本での乳がん検診受診率は約45%ですが
欧米ではアメリカの80%を始めとし
他の国でも70%を超えています。
これはもう、各国のお国事情や
国、地方、医療機関などの乳がん検診に
対する力の入れ具合といえます。
例えばアメリカは医療費が高いことが
よく知られていますが
そこへ乳がんの早期発見のために
検診が無料で受けれるとなれば
任意の受診でも希望者は集まる訳です。
それにアメリカでは日本人よりも
乳がんになる割合が多いこともあり
早期発見への関心は必然的に高く、
検診への興味を促す材料になっている
と思われます。
ちなみに、日本国内における
がん検診を受けない理由として
一番多いのは「時間が無い」です。
これは受け入れる側の工夫が
求められているのかもしれません。
では、今日もよい1日を、体に感謝を!
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