みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで、国内の調査研究における
胃がん発症と野菜摂取の関係性について
触れてみました。
とにかく日本人は野菜不足です。もし、
野菜を摂る習慣があるのなら、調査データ
も違ってくるかもしれない、と思います。
もっと体を気遣い、
バランスの良い食生活が
健康への第一歩です。
さて、胃がんを予防、早期発見するという
意味では、日頃から体の異変にも敏感で
いることが非常に重要で、それが運命の
分かれ目となることもあります。
胃がんは早期の場合、その殆どが自覚症状
は無いと言われていますが・・・
しかし、過去の経験から述べると
気づいていないだけ
ということも結構ありました。
胃がんが見つかった方の検査前に書いた
問診表を見てみると、胃がんに繋がるような
自覚症状の記載は無いことが殆んどです。
ですが、異常があると知ったとたんに
「そういえば最近お腹が少し痛かった。」
と、気にも留めていなかったことを
打ち明けてくることなどあります。
自覚症状として気づけてはいなかったが
サインは出ていた、とも解釈できます。
今までで多かった異変のサインとしては
やはり、「みぞおちの辺りの痛み」です。
ただ、これは胃潰瘍のときの症状でも
あります。
もし、
「ピロリ菌の感染を調べたことが無い。」
「過去に除菌をしている。」
ということであれば、直ぐに内視鏡検査を
受けた方が良いです。
胃の粘膜が胃がんの発生しやすい環境へ
変化している恐れがあります。
また進行した胃がんでの症状では
消化不良や胸やけが続く、継続した膨満感、
黒っぽい便、体力低下、などありました。
大切な自分の体!よ~く観察してください。
早期発見のため、毎年胃の検査を受けていて
いつも「異常なし」だから心配ない。
という方もおられると思います。
ですが、以前より書いている通り
胃Ⅹ線検査も内視鏡検査も100%の精度
ではありません。
検査の見落としから体を守るためには
異常なしに安心せず、
常に体から出ている異変のサインを
見落とさず、拾い上げる気持ちは
忘れないで欲しいです。
では、今日もよい1日を、体に感謝を