アンチエイジングの分野では「ごきげん」でいることの
重要性が日頃から言われています。
近年、ごきげんと寿命との関係を示す論文が次々と発表され、心の状態が健康や寿命を左右することがわかってきています。
例えば、米国コロンビア大学で1739人の
健康な男女を10年にわたり追跡調査した
研究報告では、10年間に145人(8.3%)が
心臓病を発症していたが、
ポジティブさのレベルを5段階に分けて比較したところ、
レベルが1段階上がるごとに心臓病のリスクが22%低下する
という結果でした。
研究班は「ポジティブな人は、ネガティブな人に比べ、リラックス時間が長い。
ストレスがかかっても立ち直りが早いからだろう」と考察しています。
ポジティブな感情のレベルによって、心臓病のリスクが
2割も変わるという差は大きい。
「ごきげんでいれば病気になりにくい」という、
誰しもなんとなくそうだろうと感じていることが、
科学的に実証されてきているのです。
しかし、いつも「ごきげん」で過ごすのってむずかしそうですよね
言い方を変えて
いつも、気分の良い状態やポジティブ思考を心がけてみては
日本抗加齢医学会 理事長の坪田先生の出された本には
ポジティブ思考になるためのトレーニングなど書かれています。
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ごきげんな人は10年長生きできる ポジティブ心理学入門 (文春新書 851)
778円
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