みなさん、こんにちは
またまた今週も始まってしまいました。
疲れが取れないです。。
肺がんについて
世界中で喫煙との関係が調査されており
タバコを吸う人は吸わない人に比べて
大体10~20倍、肺がんになりやすい
といわれています。
日本国内の調査では、タバコを吸う人での
肺がん発生率は、吸わない人に比べて
男性で4.4倍、女性で2.8倍と高くなります。
世界の調査と日本人を対象とした調査では
タバコを吸う人、吸わない人での肺がんの
発生率に開きがありますが、
これまでの研究からも喫煙が肺がんに影響
を及ぼすのは紛れもない事実に違いはあり
ません。
そして、タバコが影響して発生する肺がんの
多くは、肺門という肺の入り口の太い気管支
に出来ています。
イメージとしては、吸い込んだタバコの煙の
通り道である太い気管支に出来やすい、と
いうことになります。
しかし、
この場所というのは、よほどがんが進行して
いないと、胸部Ⅹ線検査では写らず、
肺がん検診の目的である早期発見のための
検査として胸部Ⅹ線検査は適さないのです。
そのため、ハイリスクとされる喫煙者には
胸部Ⅹ線検査にプラスして喀痰細胞診が
行われるのです。
次回は喀痰細胞診の検査精度について
触れてみたく思います。