GI値は、グリセミック・インデックス
(Glycemic Index)の略で、
一言でいうと、食後血糖値の上昇度を
示す指標のようなもの
摂取した食べ物が体内で糖に変わり、
血糖値を上昇させる効果を計ったものです。
つまり、
食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、
摂取してから2時間の間に血液中に入る
糖の量を計ったものです。
例えば、
一概に糖質が主食の炭水化物に多く含まれて
いるといっても、炭水化物には無数の品目が
存在していて、各々で血糖値の上がり具合も
異なる訳です。
そこで、
ブドウ糖を摂取した時のGI値を100として
相対的に各食品のGI値が表されています。
このGI値が低いほど血糖値の上昇効果が低く
なり、インスリンの分泌も少なくて済みます。
GI値は、食品の糖質量や消化の速さなどで
決まります。
GI値が低い食べ物ほど糖質が低く、或いは
ゆっくりと吸収される傾向のため、
食後に血糖値が急上昇する血糖値スパイクや
糖尿病には極めて有効な食材ということです。
ただ、GI値は調理法や食べ合わせなどでも
変化します。
次回、もう少しGI値について書いてみます。