みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回は
ということで
日本で行われている乳がん検診は
加入する健康保険や医療機関により
多少の違いはありますが、多くの場合で
問診、及びマンモグラフィーが
行われていること、
そして問診の意味について
触れてみました。
問診をすることで様々な影響から
乳がんリスクを知ることができます。
特に発症リスクという点では
血縁に乳がんの人がいるかどうか
は非常に重要なポイントで
乳がんになる可能性を左右しています。
遺伝性乳がんの中でも最も多いのが
遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)と
呼ばれるものです。
では、乳がんになる可能性はどうかというと
現在は日本人女性の11人に1人、すなわち
9%が生涯で乳がんになっています。
日本人のみのデータではないのですが
母親や兄弟姉妹に乳がん歴がある場合は
乳がんになる可能性が18~36%と高くなり
遺伝性乳がん卵巣がん症候群になると
乳がんになる可能性は40~90%、
卵巣がんになる可能性は10~60%
といった具合に乳がんだけではなく、
卵巣がんも高い確率で発症する可能性が
あるのです。
さらに、
国内で診断される乳がんの約1%は
男性乳がんですが、その多くが
遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)
による遺伝性のものです。
他にも、一般の方に比べて
前立腺がんで5~7倍、膵臓がんで約3倍
増加するとされています。
こうなると、皆さんも
遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)の
可能性が心配になると思いますが
調べる方法については
次回書かせて頂きます。
では今日も1日、体に感謝を!