血圧が正常値だから大丈夫
と思っている方、安心は早いです。
昨日は、高血圧の推定患者数が
なんと!約4,300万人であるという
ことで、驚かれた方もいるのでは?
高血圧は国民病といえるほど
日本人に多く見られる病気です。
そして、
たとえ血圧が正常値でも油断は禁物
収縮期血圧(最高血圧) 130~139mmHg
または
拡張期血圧(最低血圧) 85~89mmHg と
正常範囲のなかでも少し高めの状態は
正常高値血圧と定められています。
正常高値血圧は将来、高血圧になり易く
高血圧予備群と呼ばれているのです。
この高血圧予備軍は1,500万人もいると
いうから驚きです。
高血圧 4,300万人 と高血圧予備軍
1,500万人を足すと5,800万人です。
すなわち日本人における成人の約60%
は高血圧、または高血圧予備軍 という
ことになります。
これだけ多いと、高血圧は誰もがなる
ものであり、当たり前になってしまい
そうです。身近な人の多くが高血圧だと
恐怖心が薄れ、むしろ安心感が漂って
しまうのではないでしょうか
高血圧の人は年齢と共に増加し、特に
40歳を過ぎると急激に増えています。
そして高血圧人口は毎年増えています。
我々はもっと高血圧を学ばなくては
いけないと考えます。