今日も忙しかったです。

みなさん、いかがお過ごしですか

先日より動脈硬化からくる脳血管疾患、
脳梗塞と脳出血について書いていますが
今日は脳梗塞や脳出血などの脳卒中が
疑われた時の検査について

ちなみに、脳卒中とは
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の総称です。
脳卒中が疑われる場合は
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血のどれに
該当するのか診断しなければいけません。
CT検査とMRI検査によって100%の診断を
することが可能です。

最終的に脳梗塞か脳出血、くも膜下出血、
それ以外の疾患と診断されます。

CTとMRIの長所と短所

MRIは極めて強力な磁石を使って検査
しますので、手術で体内に金属を入れた
場合や金属製の入れ歯をしていると、
検査できない場合があります。
ペースメーカーを埋め込んでいる方は
できません。

また検査時間がCTより長いのが短所です。
検査中はMRIもCTも動いてはいけません。
CTは手軽に行える点がMRIに勝っています。
MRIがCTに勝っている点は

小さな脳梗塞も見つけることができます。
更に、CTでは古い脳出血は脳梗塞と
同じように黒く見えるため、区別しにくい
ですが、MRIではこの区別がつきます。

またMRIは同時にMRA検査が行えます。
MRAはMRIと同じ装置を使い、

脳の血管のみを映し出す検査です。
そして画面上でいろんな角度から
脳の血管を見ることができ、
血管の詰まっている場所や、
くも膜下出血の原因でもある動脈瘤の
ある場所がわかります。
