みなさん、こんにちは
がんの検査は受けられていますか
胃がんは世界中をみても特に日本で多く
日本人の国民病という人がいる程です。
そして胃がんは、他のがんと比較しても
国内の発症数が毎年1位のがんです。
その胃がんの予防や対策を語るうえで
避けて通れないのが「ピロリ菌」という
訳です。
実際のところ、我々はピロリ菌とは言わず、
正式名のヘリコバクターピロリと呼んで
いますが、ここでは一般的によく耳にする
ピロリ菌という表現で書くことにします。
日本人における胃がんの98%はピロリ菌
の感染が影響しているものでして、
ピロリ菌が陰性で胃がんを発症するケースは
極めて稀であり、殆どの胃がんはピロリ菌が
感染した粘膜に発生しているのです。
ただ、誤解して欲しくないのは
「ピロリ菌を持っている=胃がんになる」
というわけではないという点です。
ピロリ菌による胃がん発症の確率は15%程
なのです。
そして、もう一つ
「ピロリ菌を除菌=胃がんリスクが0」
にはならないことです。
ですが除菌により胃がんの発生率が1/3に
抑制されていますので予防効果はあります。
ではピロリ菌の感染ルートや除菌方法など
気になるところですので、今後書こうと
思います。